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獣医師が解説:猫が中毒をおこす危険な観葉植物とトラブル対策

カテゴリー:

猫と観葉植物

 

観葉植物をお部屋のアクセントや日常的な癒しに飾る方は多いと思います。しかし、そのなかには中毒をおこすような危険なものもあります。猫がいるお家で観葉植物を置く場合のトラブル対策、観葉植物の選び方、食べてしまった時の応急処置についてみていきます。

 

猫と観葉植物~トラブルと危険性

 

猫は「猫草」などの植物を食べることで有名ですが、植物には食べると有害で、中毒症状をおこすものもあります。植物は私たちの身の回りにあり、見た目だけでは有害であるかどうかの見分けが難しいものです。

 

また、猫がいるお家で観葉植物を置くと、鉢をひっくり返したり、葉を食べてしまうなどのトラブルはつきものです。

 

猫と観葉植物のトラブル対策

 

観葉植物を置くときに何に注意し、どのように工夫すればよいのでしょうか? いくつかのトラブルに対して対策をみていきましょう。

 

鉢の土をかき出す場合

 

茎が通るように穴をあけた鉢カバーをし、土が露出しないようにするとよいでしょう。また、鉢全体を布で覆って土を隠すなどしましょう。

 

鉢をひっくり返す場合

 

一回り大きな鉢カバーの中に、石などの重しになるものを入れて簡単に倒れないようにするとよいでしょう。また、重さの軽い観葉植物であれば天井から下げる方法もとることができます。

 

その際にはジャンプしても届かない高さにする必要があります。この方法をとれば、葉を食べることを防ぐことができます。

 

観葉植物の葉を食べてしまう場合

 

この場合が一番厄介ですが、鉢を床に置くと手が届きますし、登ってしまう場合もあります。棚においても同様で対策が大変です。

 

食べてしまう場合には、天井から吊り下げたり壁掛けタイプにするか、猫が観葉植物のある部屋に出入りしないようにしてください。

 

おしっこをする場合

 

特にオス猫が観葉植物をスプレーの対象にすることがあります。この場合には、猫のお尻の高さよりも背の高い鉢カバーで鉢を覆い、尿の飛散から守るしかないでしょう。

 

一度スプレーしたものには何度も同じ行動をとりますので、枯れてしまうこともあるでしょう。どうしてもおさまらない場合は、猫が観葉植物のある部屋に出入りしないようにしてください。

 

ポトス

 

猫がいるご家庭の観葉植物の選び方

 

まず、猫にとって有害な観葉植物を置かないようにすることが大切です。猫が食べて有害な植物は思った以上に多く、球根類は危険です。

 

今回はホームセンターなどの店頭に並んでいる人気のある観葉植物のなかで「中毒を起こす危険のあるもの」と「安心して置けるもの」を紹介します。

 

猫が中毒をおこす危険な観葉植物

 

■ポトス

 

ポトスは観葉植物の中でも人気があり、お値段もお手頃ですが、かなり危険な植物です。ポトスはサトイモ科で不溶性シュウ酸カルシウムを含みます。シュウ酸カルシウムは、針状結晶として植物細胞内に存在しますが、噛んだりすることで植物細胞が壊されると針状結晶が口腔粘膜に刺さり痛みを生じます。

 

皮膚や粘膜にこの成分がつくと炎症を起こします。嚥下困難や呼吸困難が起こることがあります。

 

■モンステラ

 

ポトスと同様にサトイモ科です。ツルが伸びる植物で、生長に伴い葉に多数の切れ込みができ、特徴的な大きな葉になります。症状は、ポトスを参照してください。

 

■アンスリューム

 

ポトス、モンステラと同様のサトイモ科です。別名ベニウチワとも言い、赤いうちわ状の花びら(正式には「仏炎苞」ぶつえんほう)が印象的な花です。症状は、ポトスを参照してください。

 

■アイビー

 

アイビーは寄せ植えなどでよく見かける観葉植物でウコギ科です。ウコギ科の植物には、「ヘデリン」や「ファルカリノール」という成分が含まれています。嘔吐、下痢、腹痛、流涎などが起こります。

 

■アグラオネマ

 

サトイモ科の観葉植物です。大きな葉に白やピンクの色が入り華やかな印象です。日陰でも育つので室内で栽培するのに向いていますが、猫には要注意です。症状についてはポトスを参照してください。

 

■フィロデンドロン・セローム

 

サトイモ科の観葉植物です。背が高くなり約2mほどになります。長い茎の先に特徴的な大きな葉を持ちます。葉の形はモンステラに似ていますが、セロームのほうが背が高いです。症状はポトスと同様です。

 

猫が居ても安心して置ける観葉植物

 

  • アジアンタムラディアナム
  • ポルツラセア(金のなる木)
  • シャムオリヅルラン
  • ハートカズラ
  • テーブルヤシ
  • パキラ
  • エバーフレッシュ

 

などがあります。

 

◎万が一のときの応急処置

 

中毒を起こす植物にはサトイモ科が多いので、サトイモ科の観葉植物を食べたり触れてしまった時の対処法を解説します。

 

■食べた場合

 

食べてしまった場合は水や牛乳(お腹を壊さない猫の場合)を飲ませて口腔内の針状結晶を洗い流します。

 

■皮膚についた場合

 

皮膚についてしまった場合はシャンプーや水で十分に洗浄してください。

 

■目に入った場合

 

葉や茎の汁が目に入ってしまった場合は水で洗い流すようにしてください。流水が理想ですが、猫の場合難しいと思いますので、スポイトに水を吸って点眼したり、ハンカチやタオルを少し濡らしたものをゆるく絞ると滴が垂れます。これで目を洗ってもよいです。

 

猫の診察

 

それぞれに応急処置をした後、かかりつけの動物病院を受診しましょう。その際、植物の名前がわかればメモをして、わからなければ植物の写真を撮って持って行くとわかりやすいです。

 

まとめ

 

お部屋のインテリアとして何気なく置く観葉植物も、猫にとっては中毒を起こし、命にかかわりかねない危険なものになります。他の科のものも注意が必要ですが、サトイモ科に属するもの全般には十分に気をつけましょう。

 

観葉植物以外にも中毒を引き起こす植物はたくさんありますので購入する前には確認することをお勧めします。

 

【記事監修】獣医師:平松 育子

 

 

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