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男性のエストロゲン摂取は生殖機能を下げるのか

カテゴリー:

エストロゲン

多くの植物由来の食品に含まれる植物性のエストロゲン化合物は、女性ホルモンに似た働きをすることで知られています。そのため、女性の場合、加齢とともに失われる女性ホルモンを補うのには、この植物由来のエストロゲンが有効とされています。しかし、男性にとってはどうなのでしょうか。一部では、男性エストロゲン摂取は生殖機能を下げるリスクがあるともいわれています。今回は男性エストロゲン摂取についてお話します。

男性のエストロゲン摂取は生殖機能を下げるのか

かつてSetchell eta l.(1987)の研究で、植物性エストロゲンの高摂取がチーターの生殖能力を低下させたことから、ヒトの生殖能力にも影響があるのではないかと懸念されるようになりました。しかし、チーターのような肉食動物と人の生殖機能は同様ではないので、必ずしもこの結果が人に当てはまるものはないとも考えられています。植物性エストロゲンのなかでも最も研究対象とされてきたのは、大豆イソフラボンです。Hamilton-Reeves et al.(2010)は、15の研究結果をメタ分析した結果、食品あるいはサプリメントに含まれる大豆イソフラボンの摂取は、男性の生殖機能には影響を及ぼさないと結論づけました。さらに、Mitchell et al.(2001)の実証研究でも、イソフラボンサプリメントを毎日40g2ヶ月間摂取したところ、男性の精子の数や質には影響がなかった(数や質は損なわれなかった)という結果も出ています。また、長期的な影響を調べるために、Strom et al.(2001)は、子供のころの幼児用大豆調整乳と牛乳の摂取量と生殖機能について調べました。その結果、この2種類の摂取に成人後の生殖機能との有意な関連は認められませんでした。

しかし、Chavarro et la(2008)の研究では、大豆イソフラボンの摂取が生殖機能に影響を及ぼす可能性がある結果が示されています。この研究では、マサチューセッツ総合病院不妊センターに精液分析を提出した不妊カップルの99人を対象として、大豆食品の摂取量を調べ、摂取した群と摂取しなかった群の精子濃度を検査しました。その結果、大豆食品物摂取の最も高いグループの男性は、大豆食品を消費しなかった男性に比べて精子量が4100万精子/ ml少ないという結果が出ました(95%信頼区間= -74、-8; P、傾向= 0.02)。特に、肥満男性にこの強い傾向がありました。しかし、精子運動性、精子の形態、射精容積などとの相関は認められませんでした。この結果から、大豆食品の摂取は、男性の精子の数を低下させることが示されました。

大豆イソフラボン

 まとめ

このようにほとんどの研究では、大豆食品の大豆イソフラボンは男性の生殖機能に関連性がないと結論づけられています。極端な高摂取をしなければほぼ心配はいらないと考えられます。しかし、これまでの研究では高用量のサプリメントの長期摂取などについてはまだ議論しつくされていません。今後、男性がイソフラボンを長期的に摂取し続けた場合の影響についても検討されることが望まれます。

引用文献

Chavarro, J. E., Toth, T. L., Sadio, S. M., & Hauser, R. (2008). Soy food and isoflavone intake in relation to semen quality parameters among men from an infertility clinic. Human reproduction, 23(11), 2584-2590.

Setchell, K. D. R., Gosselin, S. J., Welsh, M. B., Johnston, J. O., Balistreri, W. F., Kramer, L. W., … & Tarr, M. J. (1987). Dietary estrogens—a probable cause of infertility and liver disease in captive cheetahs. Gastroenterology, 93(2), 225-233.

Hamilton-Reeves, J. M., Vazquez, G., Duval, S. J., Phipps, W. R., Kurzer, M. S., & Messina, M. J. (2010). Clinical studies show no effects of soy protein or isoflavones on reproductive hormones in men: results of a meta-analysis. Fertility and sterility, 94(3), 997-1007.

Mitchell, J. H., Cawood, E., Kinniburgh, D., Provan, A., Collins, A. R., & Irvine, D. S. (2001). Effect of a phytoestrogen food supplement on reproductive health in normal males. Clinical Science, 100(6), 613-618.

Strom, B. L., Schinnar, R., Ziegler, E. E., Barnhart, K. T., Sammel, M. D., Macones, G. A., … & Hanson, S. A. (2001). Exposure to soy-based formula in infancy and endocrinological and reproductive outcomes in young adulthood. Jama, 286(7), 807-814.


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