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貝毒とは?原因や症状を知ろう

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潮干狩り

楽しい潮干狩り。海に囲まれた日本では、毎年の恒例行事として心待ちにしている方も多いと思います。しかし、そこには例年「貝毒」という危険も潜んでいます。日頃、余り耳にしないこの貝毒という言葉ですが、重症化することもある怖い中毒です。この記事では、貝毒の原因症状、そして今年(2018年時点)の貝毒被害の状況などについても併せて解説します。

 

貝毒とは?

 

貝類は主に、アサリやハマグリなどの「二枚貝類」、サザエ、アワビなどの「巻貝類」、イカ、タコの仲間の「頭足類」などに分類されます。

貝の持つ毒には、貝が本来持っている毒と、外から貝に入ってきた毒の2種類があります。

 

貝毒の種類

 

●貝が本来持っている毒

 

毒を持つ貝として有名なのはイモガイと呼ばれる巻貝の一種で、口から毒針を放ち、これに刺されると最悪の場合には死に至ることすらある恐ろしい危険生物です。

 

●外から貝に入ってきた毒

 

主に二枚貝が毒を持った植物プランクトンを食べて、この毒が体内に溜まったもので、「貝毒」と呼ばれています。

日本では、下痢性貝毒と麻痺性貝毒の2種類が発生していますが、その他に、神経性貝毒、記憶喪失性貝毒なども存在します。

 

貝毒の発生時期

 

毒を持った植物プランクトンが増える、春から初夏にかけて発生しますが、プランクトンの発生数は年によって違うため、貝毒被害の件数も年ごとに違ってきます。

貝の体内に蓄積している毒素の量については、各県ごとに、とくに潮干狩りの時期などには頻繁に情報が発信されていて、規制値を上回った場合には出荷停止措置などが講じられることになっています。

貝毒を持ちやすい貝のほとんどが二枚貝で、その中でも、日本で良く食べられるカキ、ホタテガイ、アサリ、いわゆるムール貝の仲間のムラサキイガイなどが挙げられます。貝毒が溜まる量や保持期間は貝の種類によって異なり、例えば、カキの体内からは比較的迅速に貝毒が消えるのに対して、ホタテガイなどでは長いこと体内に残存すると言われています。また、巻貝の一種のバイ貝からふぐ毒のテトロドトキシンが検出されたこともあります。

 

あさり

 

貝毒による食中毒の症状

 

●下痢性貝毒

 

下痢性貝毒は、夜光虫として知られ、赤潮の正体でもある渦鞭毛藻(うずべんもうそう)の一種であるディノフィシス(Dinophysis)の仲間が持つポリエーテルの一種のオカダ酸(OA)や、ジノフィシストキシン(DTX)など複数の成分により引き起こされ、主に腸管に強い毒性症状を現します。

これらの成分は、イソギンチャクや魚など多くの海生生物の持つ毒として知られています。

通常、食後4時間以内に発症し、下痢、腹痛、吐き気などの症状を伴います。これまでに死亡例はありませんが、これらの毒素がタンパク質の変性を起こすため、発がんの危険性が指摘されています。

 

麻痺性貝毒

 

麻痺性貝毒は、渦鞭毛藻の一種であるアレキサンドリウム(Alexandriumu)の仲間が持つ、モルヒネなどで知られているアルカロイド系毒素の一種であるプロトゴニオトキシン(PX)やサキシトキシン(STX)など複数の成分により引き起こされます。

通常、食後10~30分で、唇、舌、顔面などにマヒが現れ、重症化すると運動障害や呼吸困難などに陥ります。日本で最も発生頻度が高く、過去に多くの死者が発生している危険な貝毒です。

 

あさり

 

貝毒に当たった時どうするか?

 

下痢性貝毒麻痺性貝毒はともに水溶性で熱に強く、家庭料理で煮たり焼いたりする程度では解毒できません。また、酢や薬味を加えても効果は全くありません。

また、血清や解毒剤が開発されていないため、貝毒に当たった場合には、胃洗浄や人工呼吸などの対症療法しかありません。従って、潮干狩りで取ってきた貝を食べた後に下痢や麻痺症状が出た時には、直ちに医療機関を受診してください。

テレビなどで貝毒発生が報道された場合でも、スーパーや魚屋などに並んでいる貝類はきちんとした検査をパスしたものですから、安心して購入できます。

規制値を超えた貝については、出荷が自主規制され廃棄されます。

注意するべきは、潮干狩りで取ってきた貝についてです。潮干狩りで一般的に採集するアサリなどでも貝毒が発生する危険性がありますから、各地方自治体が潮干狩りシーズンを中心として発表している「貝毒情報」をネット検索してから出かけて下さい。

 

今、広がる貝毒の脅威

 

毎日新聞(2018年5月3日号)の記事によると、規制値以上の毒が検出され、出荷を自主規制する事例が全国で昨年の2.5倍になっているということです。

今年に入って、麻痺性貝毒が発生し、大阪府と兵庫県で、ムラサキイガイとアサリを食べて数人が中毒になっています。今年の貝毒の特徴は毒が強いことで、徳島県で、カキ1個でヒト一人を死亡させるほど強い貝毒が検出されたほか、大阪府では、国の規制値の42倍もの貝毒を持つアサリが見つかっています。

貝毒はこれまで余り報告の無かった地域まで広がっているので注意が必要です。

 

あさり

 

 まとめ

 

今回は、貝毒がどのようなものであるかを解説しました。貝毒は日本全国で一斉に発生することはなく、特定の地域を中心として発生することが多いため、各地方自治体が出している貝毒情報を見ていれば、海で取った貝で中毒になることは回避できます。

情報をチェックした上で、安心して潮干狩りを楽しんでください。夏場にかけてはプランクトンの活動が鈍るため、今年(2018年)の大流行もだんだんに収束して行くと思われます。

 

【記事監修】理学博士:佐俣 哲郎

 

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