コムハニー(巣蜜)の栄養と食べ方
コムハニー(巣蜜・ハチミツ入りの巣)は、巣ごと食べれる貴重なハチミツです。巣ごと食べれるので栄養価も普通のハチミツよりも高めです。今回は、そんなコムハニー(巣蜜)の栄養と食べ方をご紹介いたします。
コムハニー(巣蜜)
コムハニー(巣蜜)とは、自然の中で育った花の蜜をミツバチ達が集め巣に貯蔵した自然のままのハチミツで、ミツバチ達が羽で風を送り込んで水分を飛ばし濃度が85%程度になったら蜜蝋(ミツロウ)で蓋をした完熟蜂蜜です。それを巣から巣ごと切り出した貴重なハチミツがコムハニー(巣蜜)です。特にニュージーランド産が有名で、日本のニホンミツバチのコムハニー(巣蜜)は特に貴重なものになります。
コムハニーの特徴
普通のハチミツは巣からハチミツだけを搾り取ったものですが、コムハニーの特徴はハチミツを巣ごと食べるところにあり、ハチの巣の壁にはたっぷり付着したローヤルゼリーやプロポリスや花粉の成分のビタミン、ミネラル、カルシウムなどがそのまま残っているので普通のハチミツより栄養価が高いのです。
美味しい食べ方
食べ方は、迷う方もいると思いますが、普通に、ヨーグルトやパンに塗って食べてもいいですし、ブロックごとスプーンで掬って食べるのもアリです。基本的に普通のハチミツの食べ方で問題はありませんね。ただハチミツと違ってハチの巣ごと食べるので、食感が違うことと蜜蝋が口に残ることもありますが、身体には問題はありませんし、むしろ身体に良い栄養が豊富な部分にもなります。注意点として、ハチミツ全般に言えるのですが、熱を通すと約45度以上で成分変化、65度以上で壊れてしまうので折角の栄養がもったいないので注意してください。ただ栄養価を気にせず味付けの代わりに使うなら別ですが。
★注意★
※1歳未満の乳幼児には蜂蜜を食べさせないでください。
一般的には蜂蜜は、ボツリヌス菌の芽胞が稀に混入している危険があり、 1987年から厚生労働省では1歳未満の乳児にハチミツを食べさせないようにと指導しています。
ボツリヌス菌の芽胞は土壌や空気中などに広く分布しており、酸性に保たれている大人の消化器官の中では発芽しませんが、 消化器官の発育や抵抗力が弱い新生児では発芽し、乳児ボツリヌス症を発症させることがあります。
まとめ
ミツバチの作り出す、綺麗な均等な6角形の巣、その巣ごと食べることのできるコムハニー(巣蜜)は、ハチミツの中でも殆どての加えられていない1品かと思います。贈り物とかにもうれしいワンランク上の高級ハチミツでしょう!
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