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ヨーロッパにおける乳がん患者の補完代替医療の利用と運動や食生活での対策

カテゴリー:

乳がん

乳がんは世界的にも増加している疾患です。多くの女性がこの病気にかかるリスクがあります。そして乳がん患者の方にとって重要なのはがんと診断されてからの運動食生活による対策です。さらに乳がん罹患者が多いヨーロッパでは補完代替医療も積極的に進められています。

ヨーロッパにおける乳がん患者の補完代替治療の利用と運動や食生活での対策

世界の乳がん患者の推移

世界の乳がん罹患者数は170万人以上にのぼり特に欧米諸国に多いのが特徴です。遺伝的に白人に罹患者が多く、日本を始めとするアジアは比較的少ないと言われてきました。特に東アジアは乳がん患者が少ない国の一つだったのですが、ここ数年間に韓国では急速に乳がん患者が増えたことが話題になっています。2014年にはデンマーク、フランス、オーストラリア、べルギー、ノルウェー、米国、アイルランドにつぐ世界8位に上昇し、これまで“東アジアの国々は乳がん患者が少ない”という定説を覆しました。

 ヨーロッパにおける補完代替医療

このように乳がん発症者が比較的多いヨーロッパでは、早期の介入プログラムなども推進されてきました。補完代替治療もその一つです。補完代替医療の種類としては、健康食品の利用、アロマセラピー、マッサージ、ホメオパシー、リラクセーション、音楽療法、鍼灸、免疫療法などがあります。これらを組み合わせて行うのが主流で医療機関ではもちろん、患者本人が独自で進めていける方法です。今回、ドイツで行われた研究によると、乳がん患者と乳がんを含む一般婦人がん患者1000人の女性を対象に、がん診断後の補完代替治療の利用と健康状態が調査されました。その結果、補完代替治療の利用については一般的婦人がんの患者が44.0%だったのに対して、乳がん患者の利用は48.7%と高い傾向がありました。乳がん患者の人が最も頻繁に使用していたのはヤドリキ(※1)で77.3%が利用していました。一般婦人がんの74.4%に比べて高い傾向がありました。そして健康状態については、補完代替医療を利用している人のなかで健康状態の悪化があったと答えたのは、35.1%であったのに対して、利用していない人は50.1%でした(Fasching et al., 2007)。これらの結果から、乳がん患者は補完代替治療の利用が他の婦人がんに比べて高く、最も使用頻度が高いのはヤドリキであることがわかりました。また効果については、補完代替医療を利用している人は悪化が少ないという傾向も見られました。

乳がん患者の運動や食生活による対策と生活の変化

スイスの研究で行われた研究では、乳がん患者の運動プログラム(PAプログラム)への参加と日ごろの食事ケア、補完代替医療の利用についての調査されました(Templeton et al., 2013)。運動プログラム(PA)プログラムでは、理学療法士によるカウンセリングが行われ、30分程度の歩行などの運動が推奨されます。乳がん患者の日頃の生活をサポートする機関的なプログラムです。そして早期乳がん患者342人を対象に調査されました。その結果、運動については232人(69%)が1週間に1回以上の身体活動をしていているという結果でした。食生活については、299人(87%)が食事に注意している、80%が野菜や果物の摂取を心がけている、61%がバランスの取れた食事をしている、60%が低糖食を摂っている、46%がオーガニックな食材を利用していると答えました。そして補完代替医療については、46%が利用していると答え、その内訳としては38%がビタミン摂取している、29%が特別なお茶を飲んでいる、19%がホメオパシーをしている、19%がハーバルメディスンを飲んでいる、16%ヤドリキを利用しているという結果でした。がん診断後の生活の変化については、45%が変化があったと答え、そのなかで23%がより注意深くなった、22%がストレスが少なく冷静に生きられるようになった、13%が自分で自分のケアをするようになった、10%が食生活により注意するようになったと答えました。これらの結果からポジティブな変化を感じている人が多いことがわかります。

バランスの良い食事

まとめ

このようにヨーロッパでは補完代替医療に有効に活用されています。一方で日本では、ある調査によるとがん患者の 45%が補完代替医療を利用しているが、その9割は健康食品の利用と答えています (Hyodo et al., 2005)。日本では、がん患者の補完代替医療の利用はそれほど進んでいません。今回の結果を見る限り、特に乳がん患者ではこの有効性が高いことがわかります。またもう一つ興味深いのは、スイス人の女性のポジティブながんとの向き合い方です。日本でも見習えるところがあるのではないでしょうか。

(文:宮本燈)

※1 ヤドリギは、リンゴ、オーク、カエデ、ニレ、マツ、カバノキなど数種類の木の上で成長する半寄生植物から抽出された成分でできた薬です。ヨーロッパの国では、がんの薬として処方されています。

引用文献

Fasching, P. A., Thiel, F., Nicolaisen-Murmann, K., Rauh, C., Engel, J., Lux, M. P., … & Bani, M. R. (2007). Association of complementary methods with quality of life and life satisfaction in patients with gynecologic and breast malignancies. Supportive Care in Cancer, 15(11), 1277-1284.

Templeton, A. J., Thürlimann, B., Baumann, M., Mark, M., Stoll, S., Schwizer, M., … & Ruhstaller, T. (2013). Cross-sectional study of self-reported physical activity, eating habits and use of complementary medicine in breast cancer survivors. BMC cancer, 13(1), 153.

Hyodo I, Amano N, Eguchi K, Narabayashi M, Imanishi J, Hirai M, Nakano T, Takashima S. (2005). Nationwide survey on complementary and alternative medicine in cancer patients in Japan. J Clin Oncol. 23(12):2645-54


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