授乳期間が長い子供は鉄欠乏症になりやすい? | マヌカハニーのTCNが送る健康情報サイト
株式会社TCNのホームページへようこそ
株式会社TCN・ストロングマヌカハニー

株式会社TCNの健康コラム
皆様の健康・美容をサポートいたします。

  • フェイスブックアイコン
  • Twitterアイコン
  • LINEアイコン
  • はてぶアイコン

授乳期間が長い子供は鉄欠乏症になりやすい?

カテゴリー:

補完食

鉄分は正常な神経発達の為に必要な栄養素で、鉄欠乏症は世界の子供たちに見られる最も一般的な栄養不足です。先進国のデータでは就学前児童の約8%が鉄欠乏症であることが報告されています。貧血を伴う、もしくは伴わない鉄欠乏症は長期の有害な神経発達と行動に関係してきます。

鉄欠乏症のリスクと母乳

 

急速な成長に伴う栄養素要求量の増加と、食物の生物学的利用能が低い鉄分の消費は、就学前児童や学童期の子供たちの鉄欠乏症のリスクを高めます。早産、未熟児、慢性疾患、貧困、牛乳の早期導入や過剰摂取、肥満は鉄欠乏症を引き起こす危険要因として知られています。世界保健機関(WHO)は生後6か月までは、補完食や水などを与えず母乳のみで育児を行うことを推奨していますが、6か月以上は補完食を導入し、授乳は2歳まで、または2歳以降まで続けることを推奨しており、これはカナダ、イギリス、アメリカやその他の国でも支持されています。

一般的に、健康的な乳児は生後4~6か月の為に十分な鉄を貯蔵して生まれてきます。しかし、これまでの研究で貧血の母親から生まれた子供の鉄貯蔵は低く、鉄欠乏症になる確率が高いことが分かっています。母乳に含まれる鉄分は生物学的利用能が高く(~50%吸収)、特に初期の移行乳には鉄分が最も多く含まれていますが、授乳期間を通して徐々に減少します。よって、6か月以降は、乳児の発達に必要な鉄分や他の栄養素を補う為に補完食が必要になります。

 

授乳期間が長い子供は鉄欠乏症になりやすい!?

 

2008年~2011年にカナダで、授乳の長さと子供の鉄貯蔵、鉄欠乏症、鉄欠乏症貧血との関係を調べる横断調査が行われました。調査には、都会に住む1~6歳までの健康な子供1647人を対象に行われ、身体測定、検査値などを分析しました。93%の子供に一定期間母乳保育が行われており、授乳期間の中央値は10ヵ月で、27%は授乳期間が12か月より長いことが分かりました。また、血清フェリチンの中央値は32μg/L(範囲2~172μg/L)で、鉄欠乏症、鉄欠乏症貧血の子供はそれぞれ、9.1%、1.6%でした。そして、授乳期間の長さと血清フェリチンの低さは関係していることが分かりました。交絡因子調整後のロジスティック回帰分析の結果、鉄欠乏症の確率は、授乳期間が1か月増えるごとに、4.8% (血清フェリチンが0.24μ/L) ずつ減少することを示しました。また、授乳期間が12か月を超える子供は、12か月以下の子供に比べ鉄欠乏症である確率が1.7倍も高いことが分かりました。

 

母乳保育は人工栄養保育に比べ鉄欠乏症貧血になりやすい!?

 

中国で、母乳保育と鉄分の状態の関係を調べる研究が行われました。調査では、浙江省(142人)と、河北省(813人)の9か月の子供(母乳のみ、混合、人工栄養)と、鉄欠乏症、鉄欠乏症貧血の関係が調査されました。その結果、浙江省では人工栄養の子供の0%に対し、母乳保育の子供は27.5%が鉄欠乏症貧血であることが分かりました。河北省では、人工栄養保育の子供の2.8%に比べ、母乳保育の子供44%が鉄欠乏症貧血であることが分かりました。どちらの地域でも、母乳のみの保育と混合保育の9か月の子供は鉄欠乏症や鉄欠乏症貧血が多く見られました。

 

まとめ

 

母乳保育と鉄欠乏症貧血に関する研究は世界中で行われています。カナダで行われた調査では、授乳期間長い程鉄欠乏症になるリスクが高いことが分かりました。中国で行われた調査では、母乳のみの保育を行っている9か月の乳児は、人工栄養保育の子供に比べて鉄欠乏症や鉄欠乏症貧血の割合が高いことが分かりました。これらの結果から、6か月以降は母乳の鉄分の量が減る為、母乳のみで十分な鉄分を摂取することは難しいと考えられます。乳児が鉄欠乏症になるのを防ぐ為には鉄分が十分に摂れるような離乳食の摂取を考える必要があるかもしれません。


この記事に関連するキーワード


TCNコラム 最新記事

人気カテゴリー TOP 20



TCNコラム カテゴリー TOP20

TCN onlineshop  
蜂蜜製品・健康食品で健康・美容をサポート。
TCN onlineshopは安心してお買い物いただけるよう、様々な特典を用意しております。
初めてで不明点がある場合は、どうぞお気軽にお電話・メールでお問い合わせください。
ページトップへ戻る

TCNは専用のサポートセンターを
設けております。

疑問点・不明点あれば
どうぞお気軽にご連絡くださいませ。