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リステリア菌による食中毒が危険! メロンでも感染?!

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人気テレビ番組ザ!世界仰天ニュースでも取り上げられましたメロンを汚染したリステリア菌は、感染すると死に至ることもある怖い細菌。特に妊婦さん、65歳以上の方、免疫が弱まっている方は、注意が必要だといわれます。リステリア菌とは、一体どんな菌なのでしょうか?(※画像はイメージです。)

リステリア菌とは

リステリア(Listeria monocytogenes)は動物の腸管内や土・河川などの自然環境に広く存在している細菌です。食品を介して感染する食中毒菌です。土壌や肥料に存在するリステリア菌で野菜が汚染されることもあります。

 

リステリア菌の特徴

・他の細菌と比較すると、熱、塩、酸、冷凍、乾燥に強い。増殖の適温は37℃だが、-4℃でもゆっくりと増殖し、30%の食塩水に耐えることができる。

・水分があると増殖しやすくなる。

・加熱により死滅する。食品は内部まで74℃以上になるよう加熱する。

・健康保菌者がいる

0.6~10.6%の割合で症状はないが腸内に菌を保有している。そのため検便だけでは確実な特定ができない。

 

リステリア症とは

リステリア菌によって引き起こされる人畜共通の感染症です。発熱、筋肉痛、胃腸炎症状等がみられます。神経系統まで感染した場合は頭痛、首が硬い、ふらつき、けいれん等がみられます。更に重篤化した場合は侵襲性リステリア症といって髄膜炎、髄膜脳炎、敗血症を起こすこともあります。健康な成人や子供の場合、リステリア菌に汚染された食物を摂取しても発症しないか軽症で自然治癒することがほとんどのようですが、発症しやすい人、重篤化しやすい人がいますので注意が必要です。治療には抗生物質が投与されます。

リステリア菌

●リステリア症に罹りやすい人、重症化しやすい人

米国ではリステリア症患者の90%が妊婦及び新生児、65歳以上の成人、免疫系の弱い人としています。

・妊娠中の女性

妊娠中の女性の発症率は日本では20倍、米国では10倍と言われています。特に妊娠後期と呼ばれる8~10か月、28~40週は重症化しやすいとされていますので要注意です。妊婦の細胞性免疫が低下する時期が妊娠26~30週であることに影響していると考えられます。妊婦がリステリア菌に感染した場合、症状が全く見られないこともあったり、軽度のインフルエンザ様の悪寒、発熱、頭痛、胃腸炎症状などがみられる場合もあります。母親に症状が出ない場合でも胎児感染、新生児感染によって早産、新生児の髄膜炎・敗血症、胎児の死亡、死産を起こすことがあります。

・65歳以上の成人

日本では患者の77.6%を占めています。米国では他の年代に比べて4倍高い発症率といわれています。

・免疫機能が弱まっている方

臓器移植を受けた方、ガン、糖尿病、腎臓病、エイズなどの患者、老齢の方など。

 

●妊婦等、リステリア症に罹りやすい人が避けた方が良い食品

・ナチュラルチーズ

・未加工・未殺菌の生乳

・未加工・未殺菌の生乳を原料にした乳製品やチーズ等の発酵乳製品

・肉や魚のパテ

・生ハム

・スモークサーモン

日本でも過去、輸入したリンドレスゴーダチーズと生ハムからリステリア菌の検出がありました。

 

日本でのリステリア症

これまで日本でのリステリア症の報告は、1958年の髄膜炎、胎児敗血症性肉芽腫症があります。重度のリステリア症は年間平均83件と推定されています。感染源、感染経路は明らかになっていません。食品による唯一の集団感染事例は2001年北海道で汚染されたチーズの摂取によるものです。いずれも風邪様の症状で予後は良好でした。

 

欧米でのリステリア症

米国では推定で年間約2,500人がリステリア症となり、うち約500人が死亡しています。食物由来の感染症での死亡件数の約10%にあたります。

●海外でのリステリア菌による食中毒事例

海外で感染が多い食品にチーズ、食肉加工品、サラダがあげられます。いくつかの事例を紹介します。

・チーズ等の乳製品

1985年米国・・・汚染された牛乳から作ったメキシカンスタイルソフトチーズにより感染。患者142人、うち46人が亡くなりました。患者のうち85%が出産前後の女性でした。

2017年米国・・・未殺菌の生乳を使用したSoft Raw milk Cheeseにより感染。患者8人、うち2人が亡くなりました。

発酵乳製品では、熟成後非加熱処理で食べるナチュラルチーズが感染源となる例が多いです。他にも未加工・未殺菌の生乳の摂取、冷凍品であるアイスクリームでも感染による死亡者が出ています。

・ミートパテなどの食肉加工品の事例

リステリア菌

1998年アメリカ・・・22州でパック詰めされたホットドッグにより感染。患者101人、うち21人が亡くなりました。

1992年フランス・・・豚の舌の瓶詰により感染。患者279人、うち63人が亡くなりました。

食肉加工品は加熱調理中の不十分な処理で菌が残る、周辺から二次汚染を受ける、低温保存中にも菌が増殖する等の可能性があります。発酵が十分でない餌による牛、羊、ヤギ等の感染と発症が問題になっています。飼育環境にはリステリア菌が定着しており、生肉の汚染は避けがたいといわれています。発症した動物を扱う者の皮膚に感染もします。

・サラダ

1981年カナダ・・・汚染されたキャベツを使用したコールスローサラダを食べたことによる感染。そのキャベツはリステリアに感染した羊の堆肥を使用した畑で栽培されたものでした。患者41人、うち18人が亡くなりました。患者の83%が出産前後の女性でした。

・メロン

2011年米国・・・カンタロープという種類のメロンを食べた人のうち、28州で147人がリステリア症を発症し、うち33人が亡くなり、1人が流産しました。連邦食品医薬品局の調査により汚染されたメロンはコロラド州の特定のメロン農家のものであることが判明しました。

通常メロンの出荷前に行うべき消毒をせず、洗浄機は不備なものを使用し、更にリステリア菌が付着していました。収穫後は屋外の熱を冷ましてから冷蔵保存するべきところを、熱を持ったままで保存していたためにメロン表皮に水分がつきました。このようなずさんな管理によってリステリア菌が増殖しやすい条件が揃ってしまいました。

そしてメロンを食べる際にメロンの皮を良く洗わなかった人が多かったことも原因の1つと言えるでしょう。皮に付着したリステリア菌がメロンを切る際に、果肉やナイフ、まな板、手などに移り、口から摂取したことで感染しました。日本のメロンは徹底した管理のもと栽培されているため、これまでリステリア菌の検出は1度もありません。

食品医薬品局で推奨しているメロンの食べ方として・・・

・食べる前後に20秒以上お湯と石鹸を使った手洗いをする。

・清潔なブラシでメロンの皮表面をごしごし洗う。清潔な布などで拭いて乾かしてから、清潔な包丁でメロンを切る。

・切ったあとはすぐに食べる。食べない時はすぐに冷蔵する。4℃以下(0~1℃が最善)で冷蔵、7日間を超えての冷蔵はしない。

・4時間以上放置したメロンは破棄する。

 

リステリア菌を予防する

・生野菜、果物は良く洗う。

・食物の内部が74℃以上になるよう加熱する。

・食品は4℃以下、冷凍庫は0℃以下になるように保存する。

・消費期限を守る。

・食品を取り扱う前後と特に生肉を扱った後の手、食器、調理器具をよく洗う。

・生肉と他の食品との接触を避ける。

リステリア菌

まとめ

リステリア菌は過酷な環境でも生き抜く力が強い細菌です。他の食中毒にも適用できますので、洗う、加熱、保存、清潔といった予防策をしっかり行いましょう。また、妊娠中の女性やリステリア症に罹りやすい人は十分な注意をしましょう。

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