炭水化物とは? 糖質・食物繊維との関係は?  | マヌカハニーのTCNが送る健康情報サイト
株式会社TCNのホームページへようこそ
株式会社TCN・ストロングマヌカハニー

株式会社TCNの健康コラム
皆様の健康・美容をサポートいたします。

  • フェイスブックアイコン
  • Twitterアイコン
  • LINEアイコン
  • はてぶアイコン

炭水化物とは? 糖質・食物繊維との関係は? 

カテゴリー:

炭水化物

 

少し前から、低炭水化物ダイエットというものが、盛んにメディアで紹介されるようになってきました。低炭水化物ダイエットはどの様なダイエットで、どの様な効果があるのでしょうか?  今回は、そんな疑問に答えるために、炭水化物について解説した上で、炭水化物の摂取を制限した際の体への影響などについて考えてみたいと思います。

 

炭水化物とは?炭水化物=糖質?

 

一般的には、炭水化物は糖質と同義語で、単糖を構成成分とする有機物の総称です。

 

単糖とは、ハチミツ、果物に含まれる果糖、ブドウ糖など、糖質の中でも最も小さな分子のことです。単糖が2個結合したものは、二糖と言って、白砂糖の成分である、ショ糖や麦芽糖になります。さらに、穀物に含まれるデンプンは、複数のブドウ糖が結合したもので、多糖と言います。一方、栄養学では、炭水化物は糖質と食物繊維を合わせたものとして定義されています。

 

角砂糖

 

炭水化物の働き・重要性

 
炭水化物の中で、消化吸収されてエネルギーを作り出すものは糖質に、吸収できずに老廃物として排泄されるものは食物繊維に区別されます。

私たちは生きていくためにエネルギーを必要とします。このエネルギーの内の50~70%程度が、1g約4kcalのエネルギーを生産する糖質から供給されています。食事から摂取した糖質は体の中で消化され、ブドウ糖として小腸から吸収されます。吸収されたブドウ糖の一部は血液中に入り、インスリンの働きに助けられ、一部は肝臓や筋肉中にグリコーゲンの形で貯蔵されます。

そして、エネルギー源として脳、神経、腎臓、赤血球などで利用され、余分の糖質は脂肪細胞中に中性脂肪として蓄積されます。

 

炭水化物を極端に減らすとどうなるのか

 

炭水化物を極端に減らすと、体に供給されるエネルギーも不足してきます。

 

足りなくなったエネルギーを補給するためには、まず、肝臓に蓄えられているグリコーゲンが使われ、それが消費されてしまうと、次に、脂肪やタンパク質がエネルギー補給用に使われ始めます。

脂肪だけが減っていくのなら良いのですが、タンパク質も減ってしまうため、体に大きなストレスがかかってきます。

 

○炭水化物不足で起きる体への負担

 

どんな症状が現れるかというと、脳に糖が行き渡らないため、ぼんやりして思考がまとまらず、眠気を催すことが多くなります。

また、タンパク質でエネルギーを補うため筋肉が分解されて弱り、就寝中にこむら返りが頻発したり、坂道などで疲れやすくなったりします。また、食事の量を極端に減らすことは、免疫力を保つのに重要な役割を持つ亜鉛、セレン、鉄、銅などの微量元素やビタミン類の不足にもつながります。

その結果、体内に入ってきた異物を排除する役割を持つ食細胞やナチュラルキラー細胞などの働きが低下して免疫系がダメージを受け、風邪などの感染症にかかりやすくなるなどの症状が現れることもあります。このような無理なダイエットを続けているうちに体に継続的な負担がかかり、最終的には老化の進行にまでつながる恐れさえあるのです。

 

頭痛

 

○実際に低炭水化物ダイエットは痩せるの?

 

糖質制限の効果についての科学的データとして、Gary等の2003年の研究では、低炭水化物食摂取者群と低脂肪食摂取者群の間での半年後の比較では、前者の減量効果が大きかったものの、1年後には両者の間に差が無くなったとしています。

また、日本糖尿病学会(2013)でも、低炭水化物ダイエットの効果については、明確なデータがないとしています。さらに、最近、糖質制限食で飼育したマウスでは、標準食で飼育したマウスよりも平均寿命が短く、老化の速度も速いことも報告されています(都築等、日本農芸化学会、2018)。

 

○まとめ

 

三大栄養素とは、炭水化物、脂質、タンパク質のことですが、この内、炭水化物と脂質は、何か体に良くないもののように思っている人がいるようです。とんでもありません。炭水化物も脂質も十分に補給されなければ、悪くすると病気の発症につながってしまいます。従って、炭水化物を極端に減らすことには問題がありますし、その逆に、摂りすぎももちろん良くありません。健康維持のために最適な食事とはどのようなものかを、今一度、良く考えてみてください。

 

【執筆】理学博士:佐俣 哲郎

 

※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

※当サイト内の全てのコンテンツ・情報につきましては、可能な限り正確な情報を掲載するように努めておりますが、必ずしも正確性・信頼性・安全性・最新性等を保証するものではありません。また、当サイト内の情報により被る、いかなる損失に対しても責任を負いかねます。尚、お問い合わせにつきましても応じかねますのでご了承くださいませ。


この記事に関連するキーワード


TCNコラム 最新記事

人気カテゴリー TOP 20



TCNコラム カテゴリー TOP20

ページトップへ戻る