ご家庭でできるノロウイルスによる食中毒の予防対策  | マヌカハニーのTCNが送る健康情報サイト
株式会社TCNのホームページへようこそ
株式会社TCN・ストロングマヌカハニー

株式会社TCNの健康コラム
皆様の健康・美容をサポートいたします。

  • フェイスブックアイコン
  • Twitterアイコン
  • LINEアイコン
  • はてぶアイコン

ご家庭でできるノロウイルスによる食中毒の予防対策 

カテゴリー:

ウイルス予防
ノロウイルスは、食中毒を起こすウイルスの一つで、他の食中毒と違い冬に多発するのが特徴です。 食中毒発生件数の約五割は、ノロウイルスが原因であることから分かるように、強い感染力があり、保育園や学校、高齢者施設などでは集団発生を起こしやすいため、注意が必要です。ここでは、ノロウイルスによる食中毒を予防するための基本的な知識と対策について解説していきます。

 

ノロウイルス食中毒の原因や症状 

 

ノロウイルスの特徴

 

非常に小さい

 

ノロウイルスは直径35nm(0.000035mm)ととても小さいため、経口感染、接触感染、飛沫感染など感染経路が多岐に渡り、感染が拡大しやすくなります。

 

感染力がとても強い

 

ノロウイルスは10~100個ほどで感染します。増殖力も強く、便や吐しゃ物には1g当たり、ウイルスが100万個以上含まれていると言われています。

 

乾燥に強い

 

ノロウイルスは、便などに排泄後も感染力が持続します。10日以上経過したカーペット汚染部から感染が起きた例もあります。

 

アルコールや塩化ベンザルコニウム(オスバン・逆性石鹸)は効果なし

 

ノロウイルスには、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤など)が効果があります。

 

人の腸管、二枚貝(主に牡蠣)の器官内に生息

 

二枚貝は、ノロウイルスが存在する海水を吸って体に溜め込んでしまいます。

 

人の腸管でのみ増殖

 

二枚貝に生息しても増殖はしません。人の腸管粘膜でのみ増殖します。

 

85~90℃、90秒以上の加熱で感染力を失う

 

熱耐性もあるため、しっかり加熱が必要です。

 

感染経路

 

ノロウイルスに汚染された食品を食べることで感染します。

その後の汚物処理や消毒が十分でないと、二次感染を起こし、どんどん蔓延していきます。

 

経口感染

 

  • 汚染された食品を食べることで感染・発症する
  • 汚物処理、消毒、手洗いが不十分な場合、二次感染を起こす

 

接触感染

 

  • 感染者の触れた部位(ドアノブ、電気スイッチ、手すり、トイレなど)に触れて感染する

 

飛沫感染

 

  • 感染者の汚物処理時や、近くにいた人がしぶきを吸い込み感染する

 

空気感染

 

  • 感染者の便や嘔吐物の処理が不完全で、床、衣類、寝具などに付着したまま乾燥、ウイルスが空気中に漂い、それを吸い込み感染する

 

潜伏期間

 

感染から発症までは、12~48時間程度です。

 

症状

 

  • 水様性の下痢
  • 激しい嘔気、嘔吐
  • 腹痛
  • 発熱 など

 

ノロウイルスは、人の小腸粘膜で増殖し、胃蠕動運動の低下、麻痺を引き起こすため、消化器症状が強く現れます。

嘔吐や下痢が突然起こるのが特徴で、耐えがたいほどの症状を引き起こします。通常は三日以内で治癒し、その後の治りは良いとされています。高齢者や乳幼児の場合、脱水症状、嘔吐物による肺炎、窒息などを起こしやすいため注意が必要です。

 

不顕性感染とは

 

感染していても軽症で、下痢などの症状が出ないこともあり、それを不顕性感染と言います。

この場合でも、便にウイルスを排出していることがあるため、汚物処理や消毒、手洗いは徹底して行う必要があります。

 

治療

 

ノロウイルスに有効な薬剤はないため、対症療法になります。

症状に合わせ、ゆっくり水分補給を行います。脱水症状がひどい場合は、点滴をする場合もあります。下痢止め薬は、ウイルスの排出を遅らせるため、使用する場合は注意が必要です。

 

腹痛

 

ご家庭でできるノロウイルスによる食中毒への対策 

 

ノロウイルスは、予防はもちろん、感染した場合は二次感染を起こさないよう拡大防止がとても大切です。

 

予防策

 

手洗いをしっかり

 

調理前、調理盛り付け時、食事前、トイレ後、帰宅後などは、石鹸で手をしっかり洗うことが基本です。

指先、指の間、爪の間、親指周囲、手首、手の甲など、洗い残しのないようにしましょう。手は、使い捨てタオルや、清潔なタオルでふきましょう。

 

食品は85~90℃で90秒以上、中心部までよく加熱

 

牡蠣などの二枚貝は特に注意が必要です。

 

調理器具の消毒をする

 

鍋、包丁、まな板などは洗剤で洗浄後、熱湯消毒し、熱湯消毒出来ないものは、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)で消毒しましょう。

 

二次感染防止策

 

家庭でノロウイルス感染者が出てしまった場合、感染拡大を防ぐために、汚物は、①素早く、②乾燥させず、③広げない、をモットーに処理し、適切に消毒することが大切です。

 

感染者の衣類、食器などの消毒

 

  • 感染者が触れたもの、嘔吐物が付着したものは、他のものと分けて洗浄し消毒する
  • 感染者の食器などは、塩素系消毒液に浸水し消毒する
  • 感染者の衣類、寝具は85℃で1分以上の熱水洗濯、または塩素消毒液で消毒、高温乾燥するとより効果がある
  • 感染者の触れたドアノブ、電気スイッチなどは、塩素消毒液でしっかり拭く

 

感染者の便や吐しゃ物の処理

 

  • 十分換気をする
  • 処理時は、使い捨てマスク、エプロン、ガウン、ビニール手袋などを使う
  • 床や寝具に付着した場合、ペーパータオルで拭き取り、塩素消毒後、水拭きする
  • 嘔吐物やおむつ、手袋などは、ビニール袋に密封して廃棄する
  • 処理後は、しっかり手洗い、うがいをする

 

ウイルス対策

 

 まとめ

 

ノロウイルスは、とても感染力の強いウイルスです。どの食中毒にも言えることですが、まずは手洗いをしっかり行い、予防することが重要です。

家庭で感染者が出た場合は、適切に処理・消毒をし、二次感染防止に努めましょう。また、感染してしまった時のために、塩素系漂白剤、使い捨ての手袋・マスク・ガウン・ペーパータオル、ビニール袋、新聞紙、バケツなどを常備しておくと、いざという時に慌てなくてすみます。

 

【記事監修】看護師:R.shimamura

 

~食中毒関連のオススメ記事~

 

 

 

※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

※当サイト内の全てのコンテンツ・情報につきましては、可能な限り正確な情報を掲載するように努めておりますが、必ずしも正確性・信頼性・安全性・最新性等を保証するものではありません。また、当サイト内の情報により被る、いかなる損失に対しても責任を負いかねます。尚、お問い合わせにつきましても応じかねますのでご了承くださいませ。




TCNコラム 最新記事

人気カテゴリー TOP 20



TCNコラム カテゴリー TOP20

ページトップへ戻る