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大人にも起こる? 起立性調節障害とは~原因や治し方

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「朝どうしても起きられない」「だるくて外出したくない」。このような様子は、一見怠けているようで、非難されたり、非難したりすることもあるでしょう。しかしこの症状が起立性調節障害によるものだとしたら? 子供にも大人にも起こり得る起立性調節障害原因治し方を知り、正確な理解と対応に役立てましょう。

 

起立性調節障害とは

 

起立性調節障害とは自律神経の働きがうまくいかない時に起こる障害の一つです。自律神経は心や身体のバランスを整えてくれる働きを持っています。例えば自律神経は心臓や胃といった生きるために欠かせない身体の部位を動かすよう命令を出します。またリラックスしたり、興奮したりといった心の動きも担っています。

 

発症する年齢

 

日本小児心身医学会では起立性調節障害の特徴を「たちくらみ、失神、朝起き不良、倦怠感、動悸、頭痛などの症状を伴い、思春期に好発する」と定義しています。10~16歳ごろの思春期にあたる年齢に発症することが多く、小学生の約5%、中学生の約10%が起立性調節障害の問題を抱えていると言われています。

この症状は大人になると治るとされてきましたが、現在では大人になってから起立性調節障害を発症し、日常生活に支障をきたす例もみられるようになってきました。起立性調節障害の症状とはどのようなものでしょうか。まずは一つ一つの症状について具体的に見てみましょう。

 

 

起立性調節障害の症状は?

○立ちくらみ

 

急に立ち上がった時にめまいを起こしたり、立っている時に気分が悪くなったり倒れたりすることがあります。また風呂上がりにもめまいを起こしたり、嫌なことを見聞きした際にも同様の症状が現れます。乗り物にも酔いやすく、立ったまま電車で通学・通勤している時に気分が悪くなることがあります。

 

○失神

 

気を失って倒れてしまうことです。突然倒れることもあれば、目の前がちかちかする、気分が悪い、冷や汗をかく、動悸が激しくなる、などの前兆を自覚した後に気を失うこともあります。また人によっては何度も繰り返すことがあります。

 

○朝起き不良

 

朝なかなか起きられず、起きようという意志はあっても身体を起こすことができません。また、なかなか目を覚ますことができず周りの人が無理やり起こしそうとしても起きられず、起こされたことすら覚えていないことがあります。

 

一方で夜には目が冴えて寝つけない状態が続きます。その結果、ついゲームやスマートフォンの操作を深夜から朝方まで行ってしまい、ようやく寝付いたら、今度は朝に起きられないといった悪循環を繰り返してしまいがちです。

 

○倦怠感

 

身体が重く感じられ、疲れやすい状態です。とくに午前中に症状が強く表れる一方で、午後には症状は軽減され、夜にはほとんど症状なく、普通に過ごすことができます。また午前中は頭も回らず、集中力や思考力に欠けます。

 

○動悸

 

少し動いただけで動悸や息切れすることがあります。特に午前中、立ち上がったり、階段を上ったりする時に動悸が激しくなります。

 

○頭痛

 

起立性調節障害による頭痛は、朝起床してから午前中に多く、午後に向けて軽減していきます。頭痛のタイプは様々なため、そのタイプによって治療法や薬も変わります。

 

 

起立性調節障害の原因は?

 

起立性調節障害は「身体」と「心」の問題が相互に絡み合って発症します。

 

「身体」の問題

 

「身体」の問題としては自律神経系と呼ばれる交感神経と副交感神経が適切に働いていないことが挙げられます。人が寝たり座ったりしている姿勢から起立した姿勢に身体を動かす時、血液は重力に従って下半身へ移動します。その結果、心臓に戻る血液の量と心臓が送り出す血液の量が一時的に低下し、血圧が下がります。血圧が下がると脳への血流が減少し、めまいや失神、気分の悪さが引き起こされます。

正常な身体では交感神経が活発に働くことで心臓から送り出す血液量を増やし、血管を収縮させることで血圧を調節しようとします。しかし、起立性調節障害ではこの「起立」した際の血圧の「調節」がうまくいかないため、めまいや失神、気分の悪さなどの症状が持続してしまいます。

また通常であれば、夜になると副交感神経の働きにより睡眠が促され、朝になると交感神経の働きで起床するリズムが作られています。しかし、起立性調節障害では交感神経と副交感神経の働きがバラバラで、朝起きられず夜眠れない状態となってしまいます。

 

「心」の問題

 

「心」の問題としては心理的ストレスが挙げられます。心理的なストレスには勉強、仕事、人間関係など様々なものがあります。そのようなストレスのかかるイベントを前にした時、その不快な刺激が自律神経に伝わり、起立性調節障害の症状を示すことがあります。

また、起立性調節障害は身体的な症状であるにも関わらず、「怠けているだけ」「本人のやる気の問題」と捉えられがちです。そのように非難を受けるほど、ストレスを感じる場面が増え、より重篤な症状を呈するようになります。

さらに、起立性調節障害によって運動機能や生活機能が損なわれることで、周囲に対し引け目を感じて自信をなくします。その結果ますます引きこもりがちになり、一層自律神経の機能が乱れ、症状を悪化させてしまうのです。

 

起立性調節障害の治療法

 

原因にも「身体」と「心」の2つがあったように治療法にも「身体」と「心」それぞれに働きかけるアプローチがあります。

 

「身体」へのアプローチ

 

起立性調節障害の治療としてはまず水分をしっかり摂ることが挙げられます。水分摂取が十分でないと血液量が減り、血圧が低下してめまいや失神といった症状を引き起こしやすくなるためです。

また、食事では鉄分・塩分を摂取すようにしましょう。鉄分は血液中の酸素を運搬する働きがあります。鉄分が不足すると貧血や低血圧の原因となり、起立性調節障害の症状をより悪化させます。また塩分が不足すると血圧が低下してしまいます。塩分の摂りすぎが問題視されている昨今ですが、塩分不足も身体にとってよくありません。適度に摂取するようにしましょう。すぐに食事を改善することが難しくても、鉄分はサプリメントで、塩分は塩飴や塩分タブレット、スポーツドリンクで補給できますので活用しましょう。

また、心拍数が120にならない程度の軽い運動を取り入れることで横になったままの状態を減らし、立ち上がる時にはゆっくり30秒ほどかけて立ち上がることで症状を軽減できます。また起立した時は足を動かしたり、クロスさせることで血圧低下を防ぐことができます。

生活リズムを改善するために睡眠導入剤などによる薬物療法を取り入れることもあります。不安があれば医師としっかり相談してみて下さい。

 

「心」へのアプローチ

 

まずは周りの環境から受けるストレスを減らすため、家族や先生、職場の人たちに起立性調節障害について理解を促すよう働きかけることが大切です。本人からうまく伝えられなくても、医師やカウンセラーといった専門家から直接や電話、書面等で伝えてもらうことは可能です。ぜひ相談してみましょう。

また、起立性調節障害によって自信を失っている場合は、カウンセラーによる認知行動療法によって「起立性調節障害のせいで○○できない」という悲観的な考え方から起立性調整障害だけど××はできる」という考え方に変えていくことができます。また家族も認知行動療法を受けることで本人に対して批判的な認知をしている状態から、受容的な認知に変えていくことができます。

本人にとっても周囲の人たちにとっても専門家は拠り所となります。心が楽になるようにどんどん頼りましょう。

 

まとめ

 

起立性調節障害は「身体」と「心」の両面の要因が絡み合って発生する症状です。そのため治療の際も、どちらかの側面に偏った治療ではなかなか良くなりません。「身体」にも「心」にも注意を向けながら治療に取り組むことが必要です。困った時には医師やカウンセラーなどの専門家に頼りながら、一歩ずつ改善していきましょう。

 

【記事監修】臨床心理士:児玉 夏枝

 

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