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見た目に分からないサルコペニア肥満とは? 自己診断で予防しよう

カテゴリー:

シニア世代

 

サルコペニア肥満」という病名を聞いたことはありますか? 見た目には分かりにくいことと、20代や30代の頃からの運動習慣も大切だと言われていることから、年齢を関係なく意識しておきたい病状の一つです。ここでは、高齢者に多いサルコペニア肥満について分かりやすく解説し、診断方法もご紹介しますので、気になる方は是非チェックしてみてください。

 

サルコペニア肥満とは

 

「サルコペニア肥満」という言葉は、私たち医療従事者も最近になって耳にするようになった言葉です。それもそのはず、2010年のヨーロッパ老年医学会で研究として初めて発表されました。

 

○「サルペコニア」

 

サルコペニアとは、加齢に伴なう筋力低下により運動機能などが低下した状態です。運動機能が低下すると転倒骨折などのリスクが高まり、ADL(日常生活動作)に制限ができ、寝たきりになるリスクが高まるのです。加齢というと高齢者だけのような印象を受けますが、早い人では40代の発症もあるのです。

 

○「肥満」

 

また、高齢化により活動量・基礎代謝が減少すると肥満に陥りやすいと言えます。肥満であることは動脈硬化など生活習慣病のリスクが高まります。

 

このサルコペニアと肥満の双方が合わさると、より疾病のリスクが高まることから「サルコペニア肥満」という言葉が作られました。サルコペニア肥満とは、医学界の研究者が作った造語なのです。

 

サルコペニア肥満のリスクとは

 

筋肉は使わずにいると加齢とともに減少していきます。成人の男性20歳代の筋肉量は体重の44%ですが、70歳代になると25%に減少します。また、女性の場合も20歳代で39%の筋肉量が、70歳代で25%にまで減少するのです。

 

筋肉がやせるとなぜ困るの?

 

トイレから立ち上がるとき・階段を上るとき・転びそうになったときに働いているのが筋肉。筋肉量が減少すると、これらの動作が上手くできなくなります。そうなると、外に出る事が億劫になったり、転倒のリスクが上がってしまうのです。

 

また肥満は、生活習慣病など様々なリスクを伴います。糖尿病や高脂血症は動脈硬化を招き、心筋梗塞・脳卒中・腹部大動脈瘤などの疾病の誘因にもなります。筋力低下と肥満の双方を持つことは、どちらか一方よりも更に疾病のリスクが高まるのです。

 

老夫婦

 

サルコペニア肥満の診断基準は?

 

サルコペニア肥満は造語であり、病態として確立したものではありません。しかし、ヨーロッパコンセンサスと国際コンセンサス共同で発表した基準があり、日本でも注目が高まっています。

 

<サルコペニア肥満の定義>

 

  • 筋肉量の減少
  • 筋力低下
  • 身体機能低下(歩行速度減少など)

 

分類としては加齢のみが原因の場合は「原発性のサルコペニア」。疾病が関与しているものとして、悪性腫瘍・内分泌疾患など。二次性サルコペニアとして、ベット上安静や不活発な生活習慣があります。家に引き込もりがちになると、サルコペニア肥満のリスクが高まるのです。

 

自分で判断する方法

 

若い頃と体重が同じでも、筋肉がやせて脂肪が増えている状態でもあるサルコペニア肥満。実は難しい計算法があるのですが、自分でそれをやろうという気にはならない方が多いものです。簡単に出来る方法として、以下のようなものがあります。

 

  • 手の指の親指と人差し指でふくらはぎを包む。指がついてしまったら、筋肉がやせている証拠です。
  • 椅子に座り、腕を組む。片足で椅子から立ち上がれないようなら、筋力が低下しています。

 

サルコペニア肥満の予防・改善方法

 

○運動

 

実は身体の老化は、成長期が終わった20代から始まります。運動の習慣が無ければ徐々に筋肉はやせていくのですから、20代・30代のうちから運動の習慣があった方が良いでしょう。ウォーキングも良いのですが、軽いスクワットのような、負荷をかける運動をするのがお勧めです。

 

○食事

 

一方、年齢とともに消化器官の機能も低下するので、栄養を吸収する力も低下します。年齢を重ねると食欲自体も低下することがありますから、良質のたんぱく質を摂取するようにしたいものです。

 

シニア世代

 

まとめ

 

疾病のリスク、寝たきりのリスクが高まるサルコペニア肥満。気づかないうちに進行していることもあり得るのです。

疾病によるものは予防が難しいのですが、不活発が原因のサルコペニア肥満は自分で予防することが出来ます。運動や食事への配慮などコツコツと努力が必要ですが、健康寿命を延ばすという結果につながるので、ぜひ若いうちから実践したいものです。

 

【執筆】看護師:嶋谷 裕美

 

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