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子供の睡眠障害治療 :メラトニン治療と光療法はどちらが効果があるのか?

カテゴリー:

睡眠障害

前の記事でイギリスで子供睡眠障害が急激に増加していることはお話しました。そして多くの医療機関ではメラトニンの処方がされています。今回はこのメラトニンサプリメント治療ともう一つの新たな治療法として注目される光療法の治療の効果を比較します。

子供の睡眠障害対策としてメラトニンのサプリメント治療と光療法

子供の睡眠障害対策の光療法

これまで子供の睡眠障害が大きな社会問題となっていることはお話してきました。そして、その対処法の一つにメラトニンによるサプリメント治療がありました。さらにもう一つの方法として最近注目されているのが光療法です。光療法は、睡眠障害の中でも概日リズムの乱れによる睡眠障害を改善するのに有効だという考えに基づき睡眠の体内時計のバイオリズムをコントロールしていきます。この生体リズムが乱れると健康な睡眠がもたらされません。不規則な生活で日中に日光をあまり浴びなくなることや、ストレスなどさまざまな現代生活がもたらす要因がこれに関与しています。子供の日常生活も大きく変容しています。ビデオゲームの室内遊びやスマホやモバイルなどの電子機器の使用で日中は屋内にこもりがちになります。そのような体内リズムを改善するのが光療法です。光療法は高照度の光を発生する療法器具を使用して、2500 ルクス以上の光を照射して体内時計を正常化し、乱れた生体リズムを整えます。この高照度の光で自律神経が調整されて、交感神経の働きを活発にします。光療法は不眠症などの睡眠障害をはじめうつ病治療などにも使用されていて、従来のメラトニンなどのサプリメント治療に加え、新しい治療法として注目を集めています。

メラトニンのサプリメント治療と光療法の比較

最近、この2つの治療法の有効性について確認するために、オランダのGeneral hospital Centre for Sleep–Wake Disorders and Chronobiology で研究が行われました(Maanen, 2017)。この研究では、慢性的な睡眠障害の子供84人(平均年齢10歳、男性61%、女性39%)を対象に、メラトニン群、光療法群、プラセボ群の3つグループにわけて比較研究が行われました。メラトニン群(26人)は、メラトニンのサプリメント(3 mg)を毎日7時に摂取し、光治療群(30人)は 最高500nm 8000 luxの光照射をしました。それぞれ処置を約4ヵ月継続しました。この2つのグループとプラセボ群(28人)について、治療前と治療後の自答式アンケート、Dim Light Melatonin Onset(DLMO)の測定、アクチグラフ(腕時計型小型高感度加速度センサー)、睡眠日記により結果が判定されました。この研究結果では、メラトニンと光治療、どちらにも良好な効果の傾向があったのですが、より多くの項目で有意な効果があったのはメラトニン群でした。今回の実験の結果は次の通りです。

実験結果:対処前→対処後(*:5%水準で有意差有 #:10%水準で有意差有)

1.睡眠潜時(入眠までにかかった時間)

メラトニン 52分 → 36.4分(*)

光療法 50.01分 → 42.62分

プラセボ 49.06分 →  56.62分

2.入眠時刻(睡眠に入った時刻)

メラトニン 22:05 → 21:36(*)

光療法 22:13 → 22:00(#)

プラセボ 21:56 → 22:08

3.合計睡眠時間

メラトニン 8.06時間 → 8.14時間(*)

光療法 7.86時間 → 7.87時間

プラセボ 8時間25分 → 8時間10分

4.Dim-light melatonin onset、DLMO(メラトニンの発生開始時刻)

メラトニン 21:15 → 19:44(*)

光療法 21:03 → 20:50

プラセボ 21:00  → 20:51

サプリメント

まとめ

今回の研究結果より、メラトニンのサプリメントと光療法の方法では、概してメラトニン摂取に有効な効果があることが明らかとなりました。特に睡眠潜時や入眠時刻は30分も短くなり、この原因としては早い時間帯からメラトニンの生成が始まることが理由となっていました。現状、子供の睡眠障害治療は、さまざまな方法を用いて行われています。この結果を見る限り、メラトニンのサプリメント治療は有効であることいえそうです。子供がメラトニンのような睡眠サプリメントを服用する場合、安全にサプリメントを活用してくことが大切です。また、今回最も注目されたメラトニンの発生過程の障害による睡眠不足は、子供の日常生活にも大きな原因があることが推察されます。そこで、サプリメントと同時に日常生活の改善を行うことが有効性を高める条件となると考えられます。

(文責:宮本燈)

引用文献

van Maanen, A., Meijer, A. M., Smits, M. G., van der Heijden, K. B., & Oort, F. J. (2016). Effects of melatonin and bright light treatment in childhood chronic sleep onset insomnia with late melatonin onset: A randomised controlled study. Sleep.

 


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