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ネット依存・SNS依存の大人が急増中、どう対策する?

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ネット環境が無ければ生活が成り立たないと考えている人は多いのではないでしょうか。しかし、大人でさえ日常生活に支障が出るほどのネット依存SNS依存とは、一体なぜ起こるのでしょうか。原因や対策をみていきます。

ネット依存・SNS依存の原因と対策

 

ネット依存、SNS依存とは

 

ネット依存・SNS依存とは「日常生活に支障が出るほどインターネットやSNSにのめりこんでいる状態」を指します。まだネット依存やSNS依存という診断名は認められていませんが、アメリカ精神医学会は「インターネットゲーム障害(Internet Gaming Disorder)」として今後研究する必要であることを発表しています。

しかし、その依存が問題を引き起こしていることは事実です。そのため「インターネット依存度テスト(IAT)」や「インターネット依存自己評価スケール(成人用) K-スケール」といった簡単な質問項目に答えるテストでその依存の状態と問題性を確認することができます。これらのテストは久里浜医療センターのHP(ネット依存のスクリーニングテスト)から試すことができます。

 

ネット依存・SNS依存の原因 

 

ネット依存やSNS依存には「脳」と「心」の2つの側面から原因が考えられます。

 

脳への働き

 

まず「脳」に原因がある場合です。脳の前頭葉は行動や気持ちをコントロールする機能を持っています。しかしこの機能に問題がある場合、「もう止めないと」と頭では分かっていても行動を抑えられないということがあります。特に発達障害やその傾向を持つ方にそういった特性が見られます。

 

心への働き

 

一方「心」に原因がある場合には、「理想の自分を演出できること」と「承認が視覚化されること」が大きく影響します。ネット上では理想の自分を作り出すことができます。例えばオンラインゲームでは自分の理想のアバターで行動できますし、SNSではポジティブなイベントや写真だけをアップロードすることで自分が理想的な生活をしていることを演出することができます。

また、ネット上では自分が他者より優位にいることが目に見える形で確認できます。先ほど挙げたオンラインゲームであればレベルの高さや身に着けている装備で自分のステータスを他者に認めさせることができます。また、SNSでは投稿に対して「いいね!」や「RT」の機能により、自分がどれだけ承認されているかが数値化されます。

 

本来の承認は、ありのままの自分に対して他者から愛情や信頼といった目に見えないものを確かに受け取った実感を得るところから生まれます。しかしそのような実感が得られない時、人は目に見える仮初めの承認を得るためネットやSNSに依存するのです。

自身、家族、子供への影響

 

・ネット・SNS依存者本人への影響

 

睡眠・食事・衛生面などの身体のケアに気が回らなくなり体調を崩しやすくなることが考えられます。またそのような生活面でのケアの不十分さやネットに費やす時間が多すぎるために、仕事や学業など本来やるべきことに支障をきたすこともあります。更に、ネットやSNS上での承認が、現実世界での金銭的な制限や社会規範を上回ってしまうため、経済的な破綻や迷惑行為または犯罪行為などを起こしてしまうことがあります。

 

・依存者の家族・子供への影響

 

家族はネット・SNS依存者のためを思って、ネットやSNSを制止しようとします。しかし依存者は既にネットやSNSでの承認が全てになっているので、止められることに強い怒りを覚え、家族に対し暴言を吐いたり、暴力をふるったりすることがあります。そういった行動が繰り返されることで家族との関係も破綻してしまいます。

ネット・SNS依存者に扶養する子供がいた場合には、食事などの子供の世話を放棄し「育児放棄(ネグレクト)」の状態になることがあります。また親同士の諍いを目の当たりにすることが多く、精神的に不安定な状態になる子供もいます。

 

親子の信頼関係は子供が社会に出た時に他者と関係を構築するための土台ですが、親が依存者で子供と十分な信頼関係を築けていなかった場合、子供は他者と適切な関係を保つことができず、様々な問題行動を起こす可能性があります。そして子供自身も満たされない承認欲求を補うためにネットやSNSなどに依存し始めてしまいます。

ネット依存・SNS依存の対策

 

ネットを利用できない環境を作る

 

ネットやSNSへの依存はいつでもネットに繋がることができる環境があって起こります。まずはネットに繋いでいい時間を決めましょう。それ以外の時間はパソコンやスマートフォンの電源を切る、人に預ける、家に置いて外出するなど物理的に使えない環境を作ってしまいます。また最近ではスマホやパソコンから離れた時間を過ごす「デジタル・デトックス」をプランに取り入れた旅館やホテルが増えています。ネットやSNSを断つことに抵抗を感じる方でも旅行という短期間だけでもインターネットから離れる体験をすることで「ネットがなくても大丈夫」と気づくきっかけになるかもしれません。またネット以外で楽しむ体験をすることも依存を断ち切る有効な手立てです。

専門家に相談する

 

どうしてもネット・SNSから離れられない場合、「脳」の問題にせよ「心」の問題にせよ、一度専門家にかかることをおすすめします。ネット依存治療の専門施設も増えてきており、医学的知見から治療を進めていくことができます。また承認欲求についてはカウンセリングで自分の心が本当に求めているものをカウンセラーと一緒に考えていくことで、適切に満たす方法を見つけることができます。また、専門家に相談することで依存者の家族も家族会などに参加し、支援を受けることができます。

 

まとめ

 

ネット・SNS依存は科学の進歩に伴って発生した問題ですが、承認欲求はアメリカ人間性心理学の中心人物の1人であるエイブラハム・マズローにより1954年から提唱されているものです。

マズローによると承認欲求は健康のために外部から満たされなければならない欲求であるとされています。つまり、ネット・SNSに依存しているからといってそれを無理に取り上げると健康な生活にとって不可欠な承認欲求が満たされず、別の問題が引き起こされてしまうということです。なぜネットやSNSに依存してしまうのか、どうすれば本当に承認欲求が満たされるかを考えて対策することが、依存者本人も周りで支える人たちにとっても大切です。

 

【執筆】臨床心理士:児玉 夏枝

 

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