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夏バテと違った!「貧血」の症状と改善策

めまい女性

 

暑い時期の体調不良を「夏バテ」で済ませていませんか? 実は「貧血」だったという場合があり、放っておくと原因疾患を見落とすことにもなりかねません。貧血と夏バテの症状の違いと改善策についてみていきましょう。

 

なぜ、夏バテと貧血を勘違い?

 

暑い季節に体のだるさなどを感じると、まず「夏バテかな?」と思う方が多いものです。果たして夏のだるさ=夏バテなのでしょうか。そこには、貧血が隠れている場合もあるのです。まず、夏バテと貧血の症状についてお伝えします。

 

夏バテと貧血を比較

 

夏バテの原因

 

夏バテとは、日本の夏ならではの気候(高温・多湿)により起こるものです。原因には以下のようなものが挙げられます。

 

  • 室内外の気温差による自立神経の乱れ
  • ストレスや高温による発汗異常
  • 夜間の気温上昇による睡眠不足

 

貧血の原因

 

貧血とは、疾患や水分代謝など、何らかの原因により血中の鉄分が不足している状態をいいます。原因には以下のようなものが挙げられます。

 

  • 発汗過多による鉄分の排出増加
  • 食事からのたんぱく質や鉄分摂取が減少したことによる鉄分減少
  • 何らかの疾患(消化管出血・子宮筋腫・悪性貧血・腎機能障害など)によるもので、血液から鉄が失われる場合と、作られない場合がある。

 

夏バテと貧血の症状を比較

 

夏バテと貧血の症状比較表

 

夏バテと貧血の双方の症状を比べると、似ているところが非常に多いのが分かります。特に一番自覚症状として強く感じる、「倦怠感」や「めまい」といった症状が同じなので、勘違いをする方が多いのでしょう。

 

夏バテとは違う貧血の症状

 

夏バテと貧血の症状は似ていますが、原因が異なるため、わずかに異なる症状が出ます。病院に初診で訪れる貧血の患者さんは「労作時の息切れ」を訴え、顔色不良です。息切れ、皮膚色や結膜色の悪さは「夏バテとは違う」貧血の代表的な症状と言えるでしょう。

 

■鉄(ヘモグロビン)不足による症状

 

血液中の鉄(ヘモグロビン)は体の隅々まで酸素を運搬します。心臓や肺などの臓器もヘモグロビンによって酸素が運ばれているのです。

 

鉄分が不足すると、階段や上り坂などの労作の負荷がかかるときに徐々に酸素が不足して、特に息切れがしやすくなります脳内の酸素が不足すると脳の働きの調整が難しくなり、デスクワークでの持久力が不足したり、日中の眠気が強く出ます

 

更にヘモグロビンは細胞内のたんぱく質の働きを助けます。不足すると肌が荒れ、爪が割れやすくなることがあります。

 

デスクワーク居眠り

 

貧血を放っておくとどうなるか

 

貧血に隠れた疾患

 

臓器からの出血

 

貧血の放置が心配なのは、疾患が隠れている場合が多いためです。病院では初診の患者さんに貧血がある場合、まず臓器のどこかからの出血を疑います。

 

男性であれば消化器(胃・腸からの出血)、女性であれば子宮からの出血を疑い、採血や内視鏡などの検査をします。その結果、胃潰瘍や大腸がん、子宮筋腫が発見されるケースが多いのです。

 

○出血以外の疾患

 

そのほか、出血以外で貧血を起こす疾患には白血病・甲状腺機能低下症・下垂体機能低下症・アルコール性肝障害などがあります。

 

貧血を放置し、未受診でこれらの疾患が隠れていた場合、病状が進行するケースがあります。「貧血の放置」が「原疾患の放置」につながるのです。それが癌であれば、放置による病状の進行がよりシビアなものになります。

 

貧血症状の悪化

 

一方、貧血症状そのものも、放置すれば病状が進行します。ヘモグロビンの正常値は男性13~16g/dl・女性11~14g/dlです。男性13、女性12と覚えておくと良いでしょう。

 

ヘモグロビンは血中の酸素運搬係ですから、脳や肺、心臓など臓器の酸欠により以下のような症状が進行します。

 

  • 脳の酸欠が進めば「だるさ」「眠気」
  • 肺が酸欠になれば「息切れ」
  • 心臓が酸欠になれば「心機能が低下し、命にかかわる危険性」

 

「ちょっとだるいだけだし、ただの夏バテかな」と思い、その体調の悪さを放置しないようにしましょう。軽度の貧血は食事療法で改善することがありますが、長引くようであれば早めに受診しましょう。

 

血液検査

 

貧血の原因と改善策

 

貧血は症状であり、前述したとおり、そこには原因となる疾患・習慣が隠れています。

 

貧血の原因が疾患にある場合

 

疾患が原因であれば、大腸がんや胃がん、アルコール性肝障害、腎障害、子宮筋腫、血液のがんなど。これらが原因の場合、原疾患の治療を行い、並行して検査データ次第では貧血の治療も行います。

 

貧血の原因が「習慣」にある場合

 

習慣が原因であれば、激しいスポーツや偏食(異食)などです。激しい運動によるスポーツ貧血であれば、運動メニューを改善するなど、行動を変えることで改善します。

 

偏食や異食の場合、鉄分を含んだバランスの良い食事三食をきちんと摂取することで貧血は改善します。

 

まとめ

 

だるさが夏の時期に起こると「夏バテ」で済ませたくなります。人は経験と知っている知識の中で納得したがるものだからです。

 

長期にわたってだるさを放置し、重度の貧血で受診する方もいます。貧血も重くなるとその後の治療が長引くのです。

食事や生活改善だけで貧血が改善できるうちに、「だるさが続くなあ」と思ったら早めに受診するようにしましょう。

 

【執筆】看護師:嶋谷 裕美

 

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貧血改善に必要な「鉄分」について紹介している記事。どうぞ併せてご覧くださいませ。

 

●管理栄養士が解説:鉄分が豊富? カツオの栄養と効果を知ろう

 

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