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抗炎症薬の長期使用はビタミンB6代謝を阻害する?

カテゴリー:

骨関節炎

非選択的な非ステロイド性抗炎症薬(以後NSAIDs)COX2-選択的阻害薬は炎症を抑える為に使用されています。NSAIDの長期使用は骨関節炎やリュウマチ性関節炎などの難病を患う患者の間では珍しくありません。NSAIDsの人気と高い効果によりNSAIDsの更なる研究が進みました。これまでの研究で示された証拠により、いくつかのNSAIDsが消化管で人間の腫瘍形成を抑制することが明らかになっています。また、5年以上の長期のNSAID使用は、アルツハイマー病を予防することも報告されています。しかし、特定のCOX2-選択的阻害薬を含むNSAIDsが、循環器系疾患の発症リスクの上昇に関係することも明らかになりました。これまでの調査で、炎症性疾患の患者にはしばしばビタミンB6欠乏が確認されていますが、NSAIDsの使用はビタミンB6欠乏に関係があるのでしょうか。

ビタミンB6欠乏と炎症性疾患

 

ビタミンB6欠乏はリュウマチ性関節炎や他の炎症性疾患で苦しむ人にしばしば見られます。ピリドキサール5′-リン酸(以後PLP)はビタミンB-6の活性型で、多数の生化学反応の為に重要な補助因子ですが、リュウマチ性関節炎の患者のPLPの濃度は病気のひどさや痛みを含む炎症マーカーと関係しています。また、慢性的な炎症状態はアテローム形成と関係しており、リュウマチ性関節炎患者の低い血漿PLP濃度は、心血管疾患を更に進行させることが明らかになっています。

関節炎の動物モデルにおける実験では、炎症によってビタミンB6の組織特異性の減少が見られました。また、減少したビタミンB6はアテローム性動脈硬化症のリスクを上昇させ、ビタミンB6欠乏は動物モデルの動脈硬化病変を誘発しました。このように、低い血漿PLP濃度は、循環器系疾患のリスクの上昇と関係していることが分かっています。

 

シクロオキシゲナーゼ阻害薬はビタミンB6代謝を変更するのか

 

台湾で、シクロオキシゲナーゼ阻害薬の使用がビタミンB6の代謝に影響するのか調べる為にシクロオキシゲナーゼ阻害薬を摂取している、またはしていないリュウマチ性関節炎の患者150人を対象に横断調査を行いました。そして、NSAIDの長期使用がビタミンB6に与える影響を調べる為に動物モデルの実験を行いました。

 

シクロオキシゲナーゼ阻害薬使用によるPLP(ビタミンB6)への影響

 
リュウマチ性関節炎(シクロオキシゲナーゼ阻害薬使用なし) リュウマチ性関節炎とシクロオキシゲナーゼ阻害薬使用(≦6か月) リュウマチ性関節炎とシクロオキシゲナーゼ阻害薬(>6か月)
食事でのビタミンB6摂取(mg/日) 0.72 0.81 0.77
PLP (nM) 42.3 35.1 29.1

 

調査の結果、シクロオキシゲナーゼ阻害薬を使用していない患者としている患者の食事によるビタミンB6摂取に大きな違いはありませんでしたが、シクロオキシゲナーゼ阻害薬を使用している患者のPLPの循環が低く、特に長期使用者では著しく低いことが分かりました。

 

注意

 

7週間のねずみの実験でのPLP (ビタミンB6)への影響

 
対照グループ セレコキシブ ナプロキセン
血漿PLPnmol/L) 203 212 217
肝臓のPLP (nmol/g) 47.6 41.9 37.5

 

21週間のハムスターの実験でのPLP (ビタミンB6)への影響

 
対照グループ セレコキシブ ナプロキセン
血漿PLP (nmol/L) 6289 6521 5058
肝臓のPLP (nmol/g) 31.5 22.0 22.7

 

ねずみとハムスターの実験では、NSAIDの治療による血漿PLPへの影響は見られませんでした。しかし、ねずみの実験では、7週間のセレコキシブ(COX-選択的阻害薬)とナプロキセン(非選択的NSAID)の使用で肝臓のPLP濃度がそれぞれ12%、21%も減少したことが分かりました。

高コレステロール血症のハムスターの実験では、21週間のセレコキシブとナプロキセンの使用で、肝臓のPLP濃度がそれぞれ、30%、28%も減少したことが分かりました。

 

まとめ

 

上記の研究により、NSAIDの長期使用はビタミンB6を活性型であるピリドキサール5′-リン酸(PLP)への変換を阻害することが分かりました。この結果から、人間の炎症疾患におけるビタミンB6の減少のメカニズムの解明に繋がるかもしれません。また、NSAIDの長期使用者は、薬の影響でビタミンB6欠乏による症状が引き起こされる可能性もありますので注意が必要です。

 




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