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鬱病の人は血液中の亜鉛濃度が低いのか

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鬱病

亜鉛は生き物の健全な生理的プロセスを維持する為になくてはならない栄養素です。そして300以上の酵素の補助因子として、細胞の転写、変換、DNA修復、増殖、成熟、アポトーシス、ニューロン形成、シナプス形成、ニューロン成長などにおける重要な役割を果たします。亜鉛イオンもまた、免疫システムと炎症プロセスの調整における役割を果たしており、インターロイキン(IL)-6、腫瘍壊死因子(TNF)α、IL-1βなどの炎症性サイトカインのレベルに影響します。

脳と亜鉛の関係

 

他の組織と比べると、脳は恐らく高濃度の亜鉛を含んでいます。脳内で、亜鉛イオンは不均等に分配され、海馬、偏桃体、大脳皮質、嗅球に最も豊富に含まれています。これまでの研究で、亜鉛の欠乏は、鬱病の疾病原因において重要な役割を果たす辺縁系、大脳皮質のグルタミン酸伝達など中枢神経系の機能に変化を引き起こすことが報告されています。亜鉛イオンはガンマアミノ酪酸(GABAA)、N-メチル-D-アスパラギン酸(NMDA)、α-アミノ-3-ヒドロキシ-5-メチル-4-イソキサゾールプロピオン酸(AMPA)、カイニン酸受容体などの電位開口型イオンチャンネル、リガンド開口型イオンチャンネルを調整し、セロトニン受容体にも影響します。脳の特定のエリアのそれらの受容体に影響することで、亜鉛イオンは間接的にシナプス可塑性を調整し、神経シグナル伝達や記憶や学習などその他のプロセスを管理します。更に、亜鉛は情緒不安定、精神運動機能、注意力、イライラなどの感情、実行、認知機能に影響します。亜鉛の抗鬱作用のメカニズムはニューロシステム、免疫システムへの影響に関係していると考えられます。

 

鬱病の人の血中亜鉛濃度の測定

 

ポーランドで行われた調査では、鬱病患者と健康な人の血中の亜鉛濃度を比較しました。調査には、鬱病の症状が進行中の患者69人と、鬱病の症状が安定している患者45人、そして健康な対象グループ50人の亜鉛濃度を電熱原子吸光分光法により測定しました。測定の結果、鬱病の症状が進行中の患者の亜鉛は平均0.89mg/Lで、健康な人の平均1.06mg/Lと比べ著しく低いことが分かりました。一方、鬱病の症状が安定している患者の亜鉛濃度は平均1.07mg/Lで、健康な対象グループの1.06mg/Lと大きな差はありませんでした。

鬱病の症状が進行中のグループでは、非定型症状、メランコリック症候群、精神病症状、薬剤耐性があるかないかで亜鉛の濃度に大きな違いは見られませんでした。しかし、鬱病の症状が安定している患者の中で、前の鬱病エピソードが起こった際に薬剤耐性があったかなかったかで、亜鉛濃度に大きな差があることが分かりました。また、鬱症状が安定している患者は、前年度の鬱病エピソードの平均数と亜鉛濃度に相関性が見られることが分かりました。

 

亜鉛

まとめ

 

ポーランドで行われた調査で、鬱症状のある患者は亜鉛が欠乏していることが分かりました。血清亜鉛濃度は、鬱病における潜在的な生物学的マーカーになると考えられます。今後、調査の対象人数を更に増やし、鬱病の病態生理学における亜鉛の役割の知識が更に広がることが望まれます。また、亜鉛の欠乏は、鬱病の疾病原因において重要な役割を果たす中枢神経系の機能に影響を及ぼすことが分かっていますので、普段の食生活で亜鉛が不足しないように気を付けましょう。


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